本日、陳情が賛成少数で否決されました

 「子どもたちのために保育士配置基準のの引き上げによる保育士増員を求める意見書」が市議会の健康福祉常任委員会にて、審議され賛成3の少数で否決されました(委員会は議長含めて10人)。

 松戸市の公立保育所の保育士配置基準は国基準を上回っています。しかし、民間の保育施設では国基準で保育されている施設が多い現状です。国基準を上回れば当然、市独自の財政負担をし、いわゆる持出しをしている。国の配置基準が変われば市の持ち出しが減ることが想定されますが…。

ところが驚きの担当課長の答弁‼。

 松戸市は国基準を上回っているので国に意見書を出す必要性は感じない。

むしろデメリットが大きい!! 

民間保育施設からは配置基準を改善して欲しい要望は聞いてないと!

国の配置基準が改正されれば、他市や県外に保育士が流出し、結果的には子どもに負担がいきサービスの低下になる

要するに松戸市だけがよければ他は知らないよ~ということ?!

なんというエゴで手前勝手なんでしょうか。悲しくなります。


討論の中で保育施設の職員の処遇が松戸市加算により良くなると、幼稚園から保育所に保育士が流出して、幼稚園が困っている現実があると。

いつまで保育士や幼稚園教諭は、現状の職員配置で低賃金の処遇に甘んじればいいのでしょうか。馬鹿にしていますよね。


 私たちは1,2歳児6:1は57年間、3歳児20:1は54年間、4,5歳児30:1は74年間も変わっていにので、国に意見書を出して欲しいのです。

何処に暮らしていても、公立も民間保育施設の子ども達もみな平等に、安全に豊かな保育をしたいと願っているだけなのに…。


まだまだ討論の中で考えさせられることや、憤りはありますが又の機会にします。

松戸市の子育て・保育を考える会

子どもたちの健やかな育ちのために。保育園・幼稚園・小規模保育のこと、一緒に考えませんか?

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